2015年6月11日木曜日

読了。困ったときにすぐわかる少額訴訟の起こし方 20150611

少額訴訟に関する本を読みました。



今回、私がこの本[困ったときにすぐわかる 少額訴訟の起こし方・勝ち方」を手に取ったきっかけは、知人に貸した金が返ってこないことでした。
約束の期日になり、金額は小さいのに返って来ず、連絡もつかなくなり、焦る中で読みました。

金額の多寡にかかわらず、友人知人と金銭の貸し借りを経験した事のある方は多いでしょう。

「財布を忘れたから昼飯代に同僚から1,000円を借りた」とか。

「給料日まえでカードの支払に窮して同僚から50,000円を借りた」とか。

「友人に無心されて100,000円を貸した」とか。

貸主は、借主に対し「返してほしいけど言いづらい」と後ろめたくなりがち。
他方、借主の中には、貸主の隙に付け込んで、返済の催促をされないので、「もしかしたら返さなくてもよいかもしれない」と考える人も一定数いると思います。
その後に、貸主が弁済の催促を行っても、借主に無視される又は理由をつけて弁済してもらえない等の状況が発生した場合、単純ですが選択肢は二つ考えられます。

選択肢①:泣き寝入り
 お金は返ってこないことを想定して貸せと言いますが、選択肢①は、弁済を受けることをあきらめます。

選択肢②:何とか回収する
 返ってこないものを回収します。そもそも返って来ていない状況がありますので、手間、工夫、努力等が必要になります。


・結論

少額(600,000円以下)の金銭トラブル(貸金、家賃、売掛金、保証金、養育費等に関するものが多い)が起こりそうと感じている方にとっては、
①手続きの手順方法、
②実際のスケジュール、
③提出書類の例、
④実際の事例等
ざっとわかるので、知っておいて損はないと思います。
私もこの本 を読んだおかげで、裁判が少し身近になった気がします。

お勧めです。

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